スーパー台風とは
最大風速が毎秒65メートル(130ノット)以上の極めて強い台風。
ちなみに
1959年 伊勢湾台風 最大風速毎秒75m
1961年 第2室戸台風 最大風速毎秒75m という記録が残っています。
海水温度の上昇
海水温度が上昇している事は周知の通りで、このことにより台風にエネルギーがどんどん供給され、スーパー台風になります。
さらに温暖化が進めば、スーパー台風の発生が多くなり、日本への襲来も多くなるとの研究予測もあるそうです。
東京湾や伊勢湾、大阪湾における「ゼロメートル地帯の高潮対策」にも乗り出してはいるものの、伊勢湾台風以上の高潮には堤防も機能しないようです。
ゼロメートル地帯の高潮災害リスクが懸念されています。
これまでの想定など通用しない
フィピリンを襲った台風30号(ハイエン)記憶にあるでしょうか?
米海軍合同台風警報センター(Joint Typhoon Warning Center)によると、8日朝の時点でのハイヤンの最大風速は87.5メートル、最大瞬間風速は105メートル。
いつの日か、こんなスーパー台風が日本を襲う日もやってくるでしょう!!
自分の身は自分で守る。
災害が発生したときに、頼れるのは 自分とその周りの人だけ!
災害から自分で身を守るという事は備えることです。
地震・津波への備え
住宅は耐震化、家具は固定! 就寝時には枕元に履物、懐中電灯を!
家にいる時間では就寝中の割合が大きいことから、就寝中を想定した備えが重要です。
就寝中に地震が起きた場合、十分な対策 をしていないと、住宅、家具は凶器になります。
阪神・淡路大震災 では死者全体の88%が家屋の倒壊、家具などの転倒による圧迫死でした。
また、住宅の耐震化、家具の固定とともに、ガラスなどが床に散乱するかもしれません。
履物・懐中電灯などを枕元に置いておくといいでしょう。
風水害(台風)への備え
台風や大雨に備えた住宅点検を事前に行うべきです。
屋根
瓦の割れ、ひびはないか?
トタンのめくれはないか?
アンテナは固定されているか?
ベランダ
植木鉢など風で 飛ばされそうなものはないか?
窓
雨戸にガタつきはないか?
大きな自然災害に立ち向かうには
とにかく、備え!備え!備え!
それしか助かる方法はありません。