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準備しなければ仕事にならない


「人は雨に降られたくないから傘をもって外出する。失敗を予測して対策をしているわけや。
そやのに仕事になると、傘を持たない人がいかに多いことか。」

松下幸之助さんの言葉です。


噛み砕くと、
準備(段取り)ができないので、予測(成功・失敗)ができない、
だから仕事ができないんだ!という事を言われてます。


雨が降りそう  ⇒ 仕事において雲行きが怪しくなってきて、失敗が予想される。

なのに傘も持たずに出かける  ⇒ 最悪の事態を予測して対策を立てる能力がない。


そやのに仕事になると ⇒ その通りですね。仕事になると何故か怠慢になってしまう人います。


つまり準備を怠る人は、その仕事の先読みができないのか、それとも怠慢でやろうとしてないのか?


例えやる気はあったとしても、ごく浅い思考で動いている!
だから対策を取ることができない。


段取りを立てないということは地図や道具を持たずに冒険に出かけるようなもの!

そうなると道に迷うのは当然だし、最悪の場合は目的地にたどり着けないどころか、死んでしまいますね…


そこで、前に話したことのあるPDCAサイクルを思い出してください。


まず、大まかでもいいので、スケジュールを書きだす、
内容をチーム内で共有できれば反省や改善点等も皆が認識でき仕事に反映されます!

しかし、毎日続けて習慣にするのが一番の問題です。
大まかでもいいと書いたのは、この作業を絶対に続けて欲しいからです!
これ位の努力ができないのであれば、残念ですが素質なしと断言できます。

これといって、難しい事ではありませんので続けてください。


1.今日、一番やらなくてはならないことを書く。
  優先順位をつけて3.4個は書き出す!

2.その達成のためにやるべきこと、
  手分けするなら誰に依頼するべきかを書く。

3.実行する
 
4.報告と反省と 
  一日を振り返り、もっと効率的にできたところはなかったかを考え書き出す。

5.翌日、結果を1と2に改善点を反映させる。

この繰り返し! 

1.2(Plan)と4(Check)がとても重要な事で、この事が理解も作業も出来ないのであれば、今は作業者のレベルです。

リーダーとして皆を引っ張っていくため、先を見据え、大きな目的の為に、毎日の目標を達成し、それを続ける。

地道な作業ですが、1~5 これをちゃんと繰り返し行うことが、準備をすることになります。



片付けや掃除をしない人は仕事ができない


よく言われる事ですが、片付けや掃除をしない人は、面倒なことを避ける人だそうです。

確かにそうかもしれない!

そのうち誰かがやってくれるとか、面倒だから後回し、いつかやろう…

まあ、気持ちはわからないでもないが…性格とか癖でしょうね。


でも、仕事は面倒な事だらけですよね。


誰か(お客)が、お金を払ってでもやってほしい事をするから仕事なんです。

誰かにとってできないことや、やりたくないことをやるから対価が発生する、それが仕事です。


だから、面倒な事はあたりまえ!

特別な知識・能力があれば別かもしれませんが・・・まあそういう人はきっと陰でものすごく努力してますけどね。


人がやりたくないことを率先してやってる人に仕事は集まる


結果として大きな収益が生まれる。


例えば、掃除などみんなが面倒でやりたくないこと。


トイレ掃除や流しなどの水回りの掃除を率先してやるというのは、何事にも率先してできる人になる訓練と言えます。


この様なことが自然にできる人は仕事において、皆が嫌がる面倒な作業も平気で取り組みますので、仕事はできるようになります。


ポイントは自らです。言われたからやるとか、ゴマすりでやってるポーズを取るのとは全然違います。


もし、しかっりとできるようになったのであれば、仕事ができるだけでなく、人が集まり、さらに協力者が集まってくるでしょうね。


PDCAサイクルの話で書いた、手分けするなら誰に依頼するべきか?
この所が、自分から声をかけなくても周りから勝手に声がかかるようになってくればシメたものです。


率先垂範

意味は、 先頭に立って模範を示すこと。

ハードルは高いですが、模範になる行動が出来れば、仕事ができるようになる習慣を手にした事となります。


周りに今までいなかった協力者も現れるはずです。


たとえ誰にも褒められることがなくても、自分から進んで始めること!

そして続けてること!

頭を張っていくのであれば、絶対にやらなければなりません!

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