☆こんな人を求めている
中小企業の社長さんはスーパーマン!
中小企業の社長さんは、基本的に何でも自分でやれる方が多くいらっしゃいます。
第一線で何年もがんばっていらっしゃる社長さん達、
しかし、時が流れ 頭と心は変わらなくても きっと体の衰えは日々実感していますよね…
自分自身がそうですから、皆さんも感じているのではないでしょうか。
そんな社長さんが求めている人材はどんな人なのか?
いろいろな人がいて仕事が成り立っているとは思いますが、右腕とも言われる、社長が求める人財をフォーカスしてみます。
秘書役、参謀役、補佐役
あえて挙げるとしたら、この三つ!
秘書役、参謀役、補佐役でしょうか。
まずは、秘書役です。
秘書役の右腕は指示したことを そのとおりに実行する力があり、周囲に正確に伝える事ができます。
指示をちゃんと理解できず、違う形で動かれていては、社長は自分の考えを実現できません。
自らの戦略を浸透させていくことができなくなります。
社長の指示に対し、私見を入れずに伝達できる部下は貴重です。
社長が自分の考えなり、戦略を徹底したいと思うならば、このような秘書役を持つことが必要です。
次に参謀役
社長に対して積極的に助言、意見できる右腕です。
社長の指示や戦略に是正すべきところがあったり、別の戦略のほうが好ましいと考えた時、異論を述べることができる人。
物言いは丁寧でも、社長に対してきちんと別の意見を提示できる部下が、参謀役です。
これには社長が一目置く位でなければならず、相当の実力と勇気が求められ、最高の結果を出せる人です。
ただ異論を唱えるだけの人は参謀ではありません。
最後に補佐役
社長も人間ですから、言い間違いや、勘違いもあり指示がいつも正しいということはありえません。
参謀役の場合は「おそれながら、それは好ましくありません」と諫言しますが、補佐役は好ましくない政策であっても「わかりました」と言って、まったく否定しません。
相当時間が必要としても、しっかりと成果を出します。
なぜ、誤った指示を受け止めておきながら成果を出せるのか。
それは、社長の指示を表面的な言葉ではなく、「思い」として受け止めている人だからです。
言葉ではなく「社長の心に従った」ということです。
ここまでになるには、社長との関係性もさることながら、相応の経験と実力がないと無理なことです。
1、言葉どおりに忠実に動く者が、秘書役
2、言葉を判断し動く者が、参謀役
3、社長の心で動く者が、補佐役
この三つを順に通り歩んでいけば経営幹部となります。
右腕が名補佐役であれば社長は安泰でしょうね。
ここまで育てるのは大変な労力ですし、人選からなのでとても難しく無理な事かもしれませんが、諦めてはいけません。
名将、大社長には必ず名補佐役が側にいたのですから…